MFC工法 α=150
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【工法概要】
MFC工法は、節付くいを使用したプレボーリング工法に分類される埋込みくい工法の一種です。オーガスクリュー及びオーガビットをオーガ駆動装置に組付け、先端から掘削液(主に水)を吐出しながら所定位置まで掘削します。その後、排土抑制特殊スクリューとオーガスクリューを掘削孔内で回転・上下反復作業を行い、孔内の土砂を攪拌して泥土化した掘削孔に根固め液・周辺固定液を注入します。このように築造した掘削孔にくいを建て込み、くいの自沈、圧入又はオーガ駆動装置の回転により所定位置に設置する工法です。
 
【認定番号】
旧建築基準法第38条に基づく大臣認定
「建設省形住指発第 3号」(平成12年4月4日)
( 旧建築基準法第38条に基づく大臣認定は、平成14年5月31日をもって効力を失いましたが、それに代わるものとして、国土交通省住宅局建築指導課から旧建設大臣認定工法の取扱いに関する通知をいただいております。それによれば、再度認定を取得する必要はなく「今後は既認定の内容を基に、平成13年国土交通省告示1113号第六に従いくいの支持力を算定してください。」とあり、今後も既認定の支持力算定式が使えます。)
【認定条件】
○ 使 用 く い 節付既製コンクリートくい(MF、PRC-MF及び同一形状品)
くい径:3045(軸部300・節部450)〜4055(軸部400・節部550)
くい先端形状は閉塞を使用
○ くい長、施工深さ GL−30m以下
○ 支 持 地 盤  粘性土層、砂質土層、礫質土層及び腐植土層
 
【工法特長
○ 環境に優しい
 くいを打撃しないプレボーリング工法であり、騒音・振動の心配がありません。
○くい径のバリエーションが豊富
 3045〜4055までに対応でき経済的な設計が可能です。
○ スピーディー
 掘削、根固め液の注入、オーガ引き上げまで連続工程で作業ができ、スピーディーな施工ができます。継くいの場合、無溶接継手(ペアリングジョイント)を使用することにより更に効率をアップできます。
  
【施工順序
タイプA (くい先端Np値が10以上の場合)
1. オーガを建て込み鉛直度の確認をする。
2. 掘削液を注入しながら掘削する。
3. 所定深度に達した後オーガを上下反復し掘削孔を造築する。
4. 根固め液を先端から注入し、くい周固定液を所定量に達するまで注入・攪拌しながらオーガを引き上げる。
5. 周辺固定液を注入後オーガを引き抜く。
6. くいを掘削孔に建て込む。継くいの場合、溶接継手あるいは無溶接継手で接続する。
7. くいを自沈または回転させながらくいを所定位置に定着させ完了する。
タイプB (くい先端Np値が10未満の場合)
 根固め液は使用しません。
 
【使用機材及び設備
  型式・仕様
く い 打 機  クローラ型三点支持式くい打機
 懸垂式くい打機
 ホイールクレーン式くい打機
オーガ駆動装置  22kW以上
オーガスクリュー  排土抑制特殊スクリュー(トローウェルスクリュー)、オーガスクリュー
オ ー ガ ビ ッ ト  オーガビット
グランドポンプ  ミキサ容量500g×2槽程度
 ポンプ吐出圧力1MPa以上
給 水 設 備  水道水(φ16o程度以上)
 水中ポンプ(2インチ程度以上)
発  電  機  125kVA以上
 
【支持力算定式
 (1)長期許容鉛直支持力Ra (kN/本)
   Ra = 1/3×{α×Np×Ap+(βNs×Ls+γqu×Lc)×
     = 1/3×{α×Np×Ap+(Rfs+RFc+Rfh)}
α 支持力係数  α = 150 ただし、Np<5の場合はα=0とする。
くい先端部を腐植土に設置する場合はNp≧5の地盤とし、α=0とする。
β 砂質土部分の摩擦力係数
βNs=35+4.8×Ns を満たすβ(ただし、44.6≦βNs≦175.0)
γ 粘性土部分の摩擦力係数
γqu=20+6.0×Nc を満たすγ(ただし、26.0≦γqu≦100.0)
Np くい先端より下方1D、上方4D間の地盤の平均N値。
ただし、Dは節部径とし、Np≦30とする。
Ap くい節部で囲まれた面積(m2)
Rf くい周面摩擦抵抗力(kN/本)   Rf = Rfs + Rfc + Rfh
くい周面摩擦抵抗力を考慮できる地盤は、堆積土等自然生成状態にある土で表土を除いた地盤部分をいい、盛土、埋め立て土等自然生成状態にない土を除くものとする。
Rfs 砂質土地盤中のくい周面摩擦抵抗力  Rfs = fs・Ls・
fs 砂質土地盤中のくい周面摩擦抵抗力度 (kN/m2)
fs=4.8・Ns + 35.0 ただし、fs≦175.0(kN/m2)
Ns くいの周面摩擦抵抗を考慮できる地盤中、砂質土部分の平均N値
ただし、Ns値2未満は考慮しない。
Ls くいの周面摩擦抵抗を考慮できる地盤中、砂質土部分のくいの長さ (m)
くい節部の周長 (m)
Rfc 粘性土地盤中のくい周面摩擦抵抗力  Rfc = fc・Lc・φ
fc 粘性土地盤中のくい周面摩擦抵抗力度(kN/m2)
fc=6.0・Nc + 20.0 ただし、fc≦100.0(kN/m2)とし、Nc値1未満は考慮しない。
Nc くいの周面摩擦抵抗を考慮できる地盤中、粘性土部分の平均N値
Lc くいの周面摩擦抵抗を考慮できる地盤中、粘性土部分のくいの長さ (m)
Rfh 腐食土地盤中のくい周面摩擦抵抗力  Rfh = fh・Lh・
fh 腐食土地盤中のくい周面摩擦抵抗力度 (kN/m2)
fh=4.0・Nh ただし、fh≦54.0(kN/m2)とし、Nh値5未満は考慮しない。
Nh くいの周面摩擦抵抗を考慮できる地盤中、腐食土部分の平均N値
Lh くいの周面摩擦抵抗を考慮できる地盤中、腐食土部分のくいの長さ (m)
 (2)短期許容鉛直支持力
  長期許容鉛直支持力の2倍とする。
 
 
製品、施工に関しての詳細は、最寄の各支店へお気軽にお問い合わせください。
 
 
 
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